「CHANEL (シャネル)」の創始者 ココ・シャネルの最新ドキュメンタリー映画「ココ・シャネル 時代と闘った女」が2021年7月23日(金)より Bunkamuraル・シネマ 他にて公開が決定!

出典:© Slow Production, Arte France

没後50年、そして「No.5」誕生から100年

ココ・シャンネルが亡くなってから今年で50年となり、さらにアイコニックなシャネルの香水「No.5(ナンバーファイブ)」の誕生から100年を迎えました。まさに世紀を跨ぎ愛され続けるブランドとなったシャネル。

これまでシャネル自身により、または評伝や映画などで虚実ないまぜの様々な物語が語られてきましたが、それらの多くは、沈黙の謎が確証を持って暴かれる2011年以前の物語。
本作「ココ・シャネル 時代と闘った女」では、この実証を踏まえた上で、シャネルとは誰だったのか、そして、何と闘ったのかを描き出す実像に迫った最新ドキュメンタリーです。

CHANEL公式YouTubeチャンネルより

出典:YouTube

“皆殺しの天使”が守り続けた10年もの沈黙と劇的な復活

ココ・シャネルは第一次世界大戦後、かつて19世紀に当たり前とされていた “女性” という価値観を葬り去り、ファッションによって女性を因習から解放したことで「皆殺しの天使」とまで称されるようになりました。

また、ピカソ、ストラヴィンスキー、ディアギレフ、コクトーなどの芸術家、チャーチルやウィンザー公などの政治家や王侯貴族との交流やめくるめく幾多の恋を通じて得たインスピレーションと人脈を駆使し、女性史上初の世界的実業家としてモードの帝国を築き上げました。

ところが、ナチスドイツによるパリの占領が解けた1944年、彼女は突如としてパリを脱出しスイスへ向かいました。
以後、70歳にして劇的な復活を遂げる1957年まで、10年あまりもの長きにわたり沈黙を守り続けました。彼女はなぜ10年沈黙し、その後復活を遂げたのか。毀誉褒貶(きよほうへん)の激しい、多面的で孤独なココ・シャネルの生涯を追う。

<詳細>

監督・脚本:ジャン・ロリターノ
ナレーション:ランベール・ウィルソン
字幕:松岡葉子
フランス/2019/55分
©Slow Production, Arte France
配給:オンリー・ハーツ

7月23日(金)より Bunkamura ル・シネマ他にて全国順次公開