一見煌びやかに見えるファッション業界。しかしその裏では色んな物語が潜んでいる。普段着ているブランドもデザイナーの人生を観るとまた見え方が変わってくるでしょう。
ということで、今回はそんな有名ブランドのデザイナーたちの数奇な人生を描いた映画を5つご紹介します。
外出自粛が叫ばれてるこのコロナ禍で自宅で映画鑑賞なんていかがでしょうか?

『マックイーン:モードの反逆児』(2019)

波乱に満ちた人生を描いたドキュメンタリー

デビッド・ボウイやレディー・ガガといったアーティストをはじめ、キャサリン妃にも愛されたファッションデザイナーのアレキサンダー・マックイーン。自身のブランド〈 Alexander McQueen (アレキサンダー・マックイーン) 〉で展開した過激なショーから「モードの反逆児」と呼ばる彼のドラマティックな生涯に迫ったドキュメンタリー映画。

映画『マックイーン:モードの反逆児』 4月5日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

出典:YouTube

『We Margiela マルジェラと私たち』(2019)

秘密に満ちた素顔に迫るドキュメンタリー

ファッショニスタから熱烈な支持を受けた〈 Maison Margiela (メゾン マルジェラ) 〉のデザイナー、マルタン・マルジェラについてのドキュメンタリー映画。
公に一切姿を見せず、書面だけでインタビューを答えるなど、メディアに対し匿名性を貫き、いつも「I=私」ではなく「We=私たち」と語る。
ブランドの共同創始者ジェニー・メイレンスやクリエイティブチームの「私たち」がこれまで語られてこなかった激動の20年間を振り返り、秘密に満ちた素顔が徐々に明らかになっていきます。

人気の絶頂で去ったデザイナーの謎に迫る/映画『We Margiela マルジェラと私たち』予告編

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『ディオールと私』(2015)

オートクチュールの舞台裏に迫る

〈 Christian Dior (クリスチャン・ディオール) 〉の全面協力で、オートクチュールの裏側に迫ったドキュメンタリー作品。
2012年当時、〈 Christian Dior (クリスチャン・ディオール) 〉のデザイナーに就任したラフシモンズ。自身のブランド〈 RAF SIMONS (ラフ シモンズ) 〉でも活躍する彼だが、オートクチュール界での経験は皆無の中、初のクチュールコレクションを完成させるまでの約8週間を記録した本作。限られた時間の中で、世界中が注目するメゾンのコレクションを成功させるため奮闘する姿は必見です。

映画『ディオールと私』予告編

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『ココ・アヴァン・シャネル』(2009)

恋をしながら自分らしいスタイルを貫いていく

映画「アメリ」主演のオドレイ・トトゥが、〈 CHANEL (シャネル) 〉の創始者である若き日のココ・シャネルを演じた本作。
孤児院を出たココ・シャネルがメゾン・ド・クチュールを立ち上げるまでを描いた物語。
女性の社会進出を後押しした強い女性のイメージがあるココ・シャネルですが、本作では彼女の恋に焦点を当て、翻弄されながらも自身のスタイルを確立していく姿が描かれています。

ワーナー・オンデマンド配信中『ココ・アヴァン・シャネル』予告編

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『イヴ・サンローラン』(2014)

「モードの帝王」の苦難の人生

「モードの帝王」と呼ばれたイヴ・サン=ローランの伝記映画。
〈 Yves Saint Laurent (イヴ・サンローラン) 〉の創始者であるデザイナー、イヴ・サン=ローラン。類い稀なる才能を発揮しながらも、長きに渡りプレッシャーや孤独に悩む彼の人生を、元恋人でありビジネスパートナーでもあった実業家のピエール・ベルジェの協力の元制作された本作。
主演のピエール・ニネが、まるで本人の生き写しのようで物語にのめり込んでいくこと間違いなしです。

映画『イヴ・サンローラン』予告編

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