2017年4月 突然の活動休止から 2020年夏にカムバックした、Shayne Oliver(シェーン・オリバー)が手がける〈 Hood By Air (フッド バイ エアー) 〉。
復帰後初となるレディ・トゥ・ウェアコレクション “The Prologue(プロローグ)” に ナオミ・キャンベル をモデルに迎え、そのキャンペーンヴィジュアルを公開しました。

“Mother” / “Veteran” / “Merch”

本コレクションのテーマは、母親を意味する “Mother”、ベテランを意味する “Veteran”、商品を意味する “Merch” という3つの言葉から連想される物語から構成されていて、中でも今回のキャンペーンヴィジュアルでナオミ・キャンベルが着用している “Mother” コレクションは、シェーン・オリバーが今まで出会ってきた母親的な存在の人々にオマージュを捧げているそうです。

主に私の祖母がテーブルに広げた美しい洋服に基づいていて、私はこれまで彼女から縫製や仕立てを学んできました。(翻訳)

出典:Shayne Oliver

と話すショーン・オリバー。
今回ナオミ・キャンベルをモデルに起用したのも、ファッション業界で彼女が母親的な存在として親しまれていたことがポイントとなったそう。ナオミ・キャンベルはこれまでも、そんな母親的なアイコンとして、黒人のアイデンティティや創造性を先頭に立ち訴えてきました。
そんな姿が今回のキャンペーンヴィジュアルにぴったりハマったと本人が語っています。

また、今回撮影を担当したのはフォトグラファー Luis Alberto Rodriguez(ルイス・アルベルト・ロドリゲス)。
本来コレクション自体は、ライムグリーン、オレンジ、シルバーを基調として展開されていますが、シルエットと母親らしい強さをイメージさせる為に色を抜いています。
ナオミ・キャンベルの鋭い眼光も見事に写し出されていて、 “母親” らしさが伝わってくる気がしますね。

今後、 “The Prologue(プロローグ)” コレクションの残りの “Veteran” と “Merch” のキャンペーンヴィジュアルも随時公開されていくようなので、お楽しみに。
新しく復活した Hood By Air に目が離せません。