フランス・パリのルーブル美術館が、3月26日(金)、所蔵する全作品の画像やデータなどを無料で公開するウェブサイトを設けたと発表をしました。

48万点以上が無料で楽しめる

ルーブル美術館は先日、公式サイトを大幅リニューアルし、現在所蔵する48万点以上もの芸術作品すべてを掲載するインターネット上のプラットフォームを公開しました。
展示されるのは、イスラム美術からルネサンス期の彫刻や、エジプトの古美術、世界の芸術家の絵画など美術館の8つの部門の所蔵品。中には誰しもが知っているであろう Leonardo da Vinci(レオナルド・ダ・ヴィンチ)の名画「La Joconde(モナリザ)」や古代ギリシャの彫刻である「Vénus de Milo(ミロのヴィーナス)」なども含まれています。

また見れるだけではなく、無料でダウンロードまでもできるそう。
美術品など好きな人は是非一度アクセスしてみてはいかがでしょうか。

コロナ禍で広がる美術館の作品をオンラインで楽しめる取り組み

また、今回のルーブル美術館のように海外の著名な美術館では、オンラインで作品を楽しめるようにする取り組みが広がっていて、例えばアメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館では 37万点以上もの作品、オランダのアムステルダム国立美術館ではなんと71万点以上の作品を現在無料で公開する同様の取り組みを行なっています。

直接足を運んで見る美術館の魅力もありますが、長引くコロナ渦で無料で見れるというのも美術ファンとしては嬉しいことでもあり、閉鎖された美術館でひっそり佇む美術品もまた喜んでくれるのかもしれませんね。