現在「CELINE (セリーヌ)」のアーティスティック、クリエイティブ&イメージディレクターを務める Hedi Slimane(エディ・スリマン)。
彼の個展「Sun of Sound(サン オブ サウンド)」が、3月19日(金)〜4月30日(金)より上海で開催が決定。
エディにとって2014年9月〜翌年1月に開催された写真展「Sonic(ソニック)」に続き6年ぶりの開催となり、中国では初めてとなります。

エディ・スリマン

出典:©︎ FAIRCHILD PUBLISHING, LLC

音楽がテーマの個展「Sun of Sound(サン オブ サウンド)」

フランスのギャラリー Almine Rech(アルミネ・レッシュ)主催となる今回の個展は、音楽シーンに焦点を当てた作品が展示されます。
エディと言えば、音楽に対する愛やリスペクトの念が強いことでも広く知られていて、彼のデザインからもそれが垣間見れるほど。

そんな彼の音楽への探求を表現する没入型サウンドインスタレーションやDior Homme(ディオール・オム)ディレクター時代の彼のミューズでもあった英ミュージシャン Peter Doherty(ピーター・ドハーティ)の生涯を辿った「London, Birth of a Cult(ロンドン・バース・オブ・カルト)」、ビデオインスタレーション「Berlin(ベルリン)」といった彼の初期作品が展示されます。

London, Birth of a Cult(2005)

出典:7L Steidl / Hedi Slimane

そして、前回の写真展「Sonic(ソニック)」でも展示された、長年彼が撮り溜めてきている現在活動している若手から彼が影響を受けてきたレジェンドたちロックアーティストのポートレートが並び、そこにはLou Reed(ルー・リード)や Amy Winehouse(エイミー・ワインハウス)など今は亡き伝説的なアーティストをはじめ、Keith Richards(キース・リチャーズ)、Brian Wilson(ブライアン・ウィルソン)など数多くの名だたるアーティストの姿が写されています。

前回の写真展「Sonic(ソニック)」の様子

出典:Hedi Slimane / Fondation Pierre Berge Yves Saint Laurent

エディのファンもロック好きも楽しめる内容となっている今回の個展。エディ・スリマンの “ロックへの情熱” と “クリエイティビティ” を会場でぜひ。